After
無垢材に包まれた、耐震と断熱を備えた家
お客様のご要望
昔ながらの2間続きの和室が、居間兼寝室の間取りであり、北側の寒い位置に、独立キッチン、洗面、浴室、トイレが並んでいる。そのうえ、東玄関から西に向けての廊下、和室前にも縁側があり、9坪ほどの床面積に対して通路部分が占める率が高く、収納も少なく、使い勝手の悪い、暗いイメージだった。
プランニング
構造体と基礎を残しスケルトン状態にしたところ、驚くことに断熱材は1枚も入っておらず、筋交いは1本も入っていなかった。3.11の東日本大震災時にも、損傷はなかったようなので、強固な地盤であったと予想される。
外周部は構造合板で耐震強度を取り、内側からは小屋裏、壁には吹付断熱を施した。玄関位置を西側にし、LDKを中心に和室と寝室を、そして水廻りもリビングからの出入り口となるので、リビングのエアコン1台で家中が、冬暖かく、夏場は涼しい、明るい空間になった。
家族構成 | 夫婦2人 | 場所 | 千葉県香取市 |
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建物種別 | 戸建て | 築年数 | 築50年 |
費用 | 約1,550万円 | 工期 | 約5ヵ月 |
工事内容 | フルリノベーション |