Staff blog

2022/11/06

新築

身体に安心なお掃除「ナチュラルクリーニング」

#ブログ

みなさんは「ナチュラルクリーニング」という言葉、聞かれたことがあるでしょうか?

最近、ご家庭のお掃除の手法として注目されている言葉です。

「ナチュラルクリーニング」とは、簡単にいうと「合成洗剤を一切使わない掃除」。

今世の中で販売されている洗剤のほとんどは合成洗剤ですが、自然界にある素材でお掃除するのが「ナチュラルクリーニング」です。

基本の素材は、重曹、クエン酸、過炭酸ナトリウム、石けん、アルコールの5つ。これだけで、家じゅうの汚れを落とすことができます。

これらは、食品添加物として使われているものや、川や海の水の中にもともと存在する成分からできているので、環境への負荷が小さく手肌に触れても安心といわれています。

家の中の汚れは、化学的には酸性、アルカリ性、中性に分類されます。

そして、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を組み合わせると、汚れが中和されて緩み、面白いように落ちるのです。

ちょっと例を挙げてみましょう。

家の汚れの8割以上は酸性です。まず、油汚れ。キッチンのコンロや換気扇の汚れをはじめ、私たちの体から出る皮脂による汚れも酸性です。この汚れには、アルカリ性の洗剤。重曹<石けん<過炭酸ナトリウムの順でアルカリ度が高くなるので、汚れの程度に応じて選びます。

アルカリ性の汚れには、水あか、石けんかす、アンモニア臭、魚やたばこのにおいの4つがあります。これらの掃除には、酸性のクエン酸を使います。

中性の汚れは、かびと雑菌。かびや雑菌には、除菌効果の高いアルコールや過炭酸ナトリウムを使います。消毒薬のイメージが強いですが、除菌のほかに油を溶解する力があるので、ベトベトした油汚れにも威力を発揮します。

「ナチュラルクリーニング」は安全・安心という面から注目され始めましたが、

実は、すすぎやふき取りがとても簡単ということも大きなメリットです。

洗剤の成分が肌や衣類に残れば肌への刺激になるし、食器に残っていれば、食べ物と一緒に体に取り込んでしまうことにも。でも、ナチュラルクリーニングなら素材が安心なものなので、濃度にさえ気をつければ入念にすすいだり、何度も水ぶきをする必要がありません。

掃除の時間も短縮してくれる、家事にも嬉しい方法なのです。

香取市注文住宅ウィズホーム
https://www.withhome-k.com