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2026.01.23

AIに対して思うこと。

こんにちは、ウィズホームのYUTAです!

最近、仕事でもプライベートでもAIに触れない日はありません。

調べものをするのに便利なGoogle chromeの「AIモード」。

議事録やレポートを作成するのに便利な「Gemini」それに付随するGoogleの最新画像生成AI「Nano Banana」。

日常のちょっとした暇つぶしに使える「ChatGPT」

果てはX(旧:Twitter)の「Grok」の様な情報インフラに付随する専用AIアシスタント等々。

数年後、あるいは数か月後には情報インフラとして欠かせない存在になっていることは間違いないと思います。
(実例:実はブログ文章も最近はAIを利用していたり...)

これらは今、私たちの暮らしや仕事を劇的に変えようとしていますが、実はその裏側で非常に複雑で難解な「ジレンマ」が起きているのをご存知でしょうか?

今日はAIの歴史を振り返りつつ、今まさに直面している「技術と法律」のリアルな問題について、僕なりの考えを書いてみたいと思います。

1. 「心」を求めたイライザから、すべてを飲み込むAIへ

AIの歴史は、1966年に登場した「ELIZA(イライザ)」というシンプルなプログラムから始まりました。

「やりすぎ都市伝説」で紹介されて一時期話題になっていたのでご存じの方も多いかもしれません。

当時のAI、イライザは相手の言葉をオウム返しするだけのものでしたが、当時の人々はその対話に「知性」を感じ、熱狂しました。

それから60年。 今のAI(GoogleのGeminiなど)は、もはやオウム返しではなく、インターネット上の膨大なデータを学習し、自ら思考し、絵まで描けるようになりました。

しかし、この「学習」というプロセスが、今大きな議論を呼んでいます。

2. 進化に追いつかない「法律」の壁

画像生成AIは、世界中のクリエイターが描いた膨大なイラストや写真を学習して、新しい画像を作ります。

ここで問題になるのが「著作権」です。

現代のAIの基本的な学習方法はネット上にアップロードされている何千、何万、何億という膨大な量の情報(教材)を読み込み、暗記させ、データの傾向やルールを抽出するという割と力業な学習方法です。

業界用語では「ディープラーニング」とも称されます。

そして学習するには情報(教材)が必要ですが、その教材は許可を得て学習しているのか?
答えは大概の場合「NO」ということになります。

「正式に契約を交わして学習素材を買う」というよりは、「禁止されていないから今のうちに吸っておこう」という状況なんです。

現在の日本では、AIが学習すること自体は法律上認められている...というより黙認されている。と表現するのが正しい認識かもしれません。

日本の法律(著作権法第30条の4)では、「情報解析(学習)のためであれば、著作権者の許可なく利用できる」と明文化されており、日本では法律で学習が広く認められてしまっているため、クリエイターとの感情的な乖離が起きています。

生成された画像が「誰かの作品に似すぎている」場合、問題は表面化し著作権の侵害という法的な問題に発展するリスクがあります。

  • 教材(クリエイター側)の視点:「自分の作品を勝手に学習に使われ、似たようなデザインを量産されるのは、魂を削られる思いだ」
  • 技術・利用側の視点:「新しいインスピレーションを生むための道具であり、効率化には不可欠だ」

というような状況です。

3. 使わなければ「淘汰」されるというジレンマ

ここに、僕らビジネスの現場にいる人間にとって最大のジレンマがあります。

著作権の問題がクリアになるまで待つべきか? しかし、この便利なツールを一切使わずにいれば、他社とのスピード感や提案力の差は開く一方です。

「使わなければ、時代に淘汰される」......そんな厳しい現実が目の前にあります。

僕らウィズホームのスタッフも、この問題には非常に慎重です。

AIを「丸投げ」で使うのではなく、あくまで「ヒントを得るための道具」として使う。

そして、著作権を侵害しないよう、最終的なアウトプットには必ず「人間の目と責任」を通す。

このバランスを保つことが、今求められているプロの倫理観なのかなと個人的には考えています。

結論:最後は「人の責任」で形にする

イライザが登場したとき、人々は機械に「心」を見出しました。

今の最新AIにも、私たちは無限の可能性を感じています。

でも、どんなに便利な道具であっても、それを使う側のモラルが問われるのはいつの時代も同じです。

「AIが描いたから正解」ではなく、「AIの力を借りて、僕たちが責任を持って最高のものを作る」

著作権という非常に難解な問題と向き合いながらも、最新技術を正しく使いこなし、お客様にどこよりもワクワクする家づくりを届ける。

家作りに限らず、これからの時代を歩む僕たちはそういった視点が求められると思います。

この「AIと創造性」の関係、どう思われたでしょうか。

弊社ショールームなどで、皆さんのご意見も聞ける日がくればいいなと思います。

それでは、また!