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2016/12/05

新築

耐力壁のお話

#お仕事#本物の家づくり

こんにちは、忙しい週末が明けた月曜日は、体力的にけっこうキツイお年頃になりました 月曜日午前中は社内ミーティング、営業と設計現場と2班に分かれ、それから合同ミーティングを行っています。かなり密に話し合いますので長い時間かかってしまうのです

161205.JPG北口に建築中の新エレガンテモデルハウスに構造用合板「構造用ハイベストウッド」を張る工事が行われていました(エレガンテの標準仕様)。外周部は窓部分を除き、910mmピッチでこのハイベストウッドを張ります。ということは柱が910mmピッチで入っているので、お客様が上棟時に「柱が多いんですねぇ~」とビックリされるのもあたり前ですね

地震に抵抗するのは、柱ではなく、耐力壁と言われる壁です。柱と柱に斜めに入る筋違(すじかい)、そしてこの構造用合板が「耐力壁」となるのですが、弊社は耐震等級3までの計算を行っていますので、構造用ハイベストウッドで足りない場合は筋違と併用します。内部は筋違で「耐力壁」をとるようにしています(内部は引戸や棚・ニッチ等で柔軟性が必要なので)

土台、柱、横架材を、構造用ハイベストウッドで一体化し、構造用合板などを利用し剛床とすることで、 全体を一つの箱にし、壁面全体で外力を受け止め、すぐれた耐震・耐風性能が得られ、耐力壁は水平力に対して面材のせん断力で抵抗します

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(NODAホームページより)

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構造用ハイベストウッドを使用した実物大住宅モデルで、過去最大級の地震を再現した地震波を連続5回加振させ、耐震性能を検証しました。倒壊しないだけでなく、木材や金物への損傷もない強固な構造躯体(P&C-MJ SYSTEM)であることが証明されました。(独)防災科学技術研究所(つくば市)にて連続5回 巨大地震波 加振後の実物大住宅モデル

※再現した地震波は、JMA神戸、JMA川口、BCJ波、JMA神戸110%、JMA神戸の5回実施、震度6強~7、マグニチュード6.8~7.3以上

地震に強い上、構造用ハイベストウッドは、ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆です。製品には、JISマークとホルムアルデヒド放散等級(F☆☆☆☆等級)が印刷されていますので、現場での検査など確認が容易です

リビングは大空間が欲しい!とよくお客様は望まれますが、この柱が必要です、ここに壁が必要なんです・・をご理解くださいね(^_^;

香取市注文住宅ウィズホーム
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