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2017/05/29

新築

栞の家の断熱材

#お仕事

こんにちは、今日もカラッとした暑さの晴天でした。昨日上棟しましたY様邸の屋根も3人の大工さんの手で野地板が全て張られました。毎回上棟後は大工さん同士の応援で屋根が葺けるまでの工程と、周囲を覆うには玄関ドア・窓を入れそして外部には構造合板を貼り、その上に防水遮熱シート張るまでの工程は急ピッチで行われます。ですので、屋根の色、サッシの色は早めに決めて頂いています

今日は「栞の家・輪」が27日の吹付断熱を行ったとのことで、断熱材を見に行ってきました

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エレガンテと違い、断熱は外部から吹付ます。ですので天候にかなり左右されますので、延期になることはしばしばです。何で外部から吹付るの?

それは、真壁(柱が出る)のために、柱と梁と土台の間に柱が出るギリギリの厚みを計算された壁パネルを入れるからです。内側から吹き付けた場合、どうしても人の手で吹き付けますから均一にはいきません、内側の厚みを確保して耐震性のあるパネルを入れて外部から吹き付けることにより断熱が均一になり、柱・梁がきれいに内部に現れます。大壁が主体のエレガンテは、内部は柱を隠すので内側からの吹付断熱でまったく問題ありません

そして来月お引渡しの「栞の家」のY様邸はこの工程を経て、外観は佐原町並み保存地域ではありませんが、町に沿った外観にしました。小野川まですぐそこ、モダン和風で面格子もアルミではなく、杉で糸屋格子を作りました

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足場も取れ、玄関ポーチの構造材、糸屋格子も同色で仕上げました

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2階の吹抜け(今は仮板を敷いて黄色の柱保護材を置いてる部分)階段と手摺です

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1階の和室も2階の吹抜けの窓からも見える糸屋格子、味がありますねぇ~、玄関が開いていますが広い広い土間を作りました。ピンクのハイクリンボードに珪藻土クロスが張られると落ち着いた空間になります。そして土間と和室の間に千本格子の建具、上にはY様が惚れ込んで温めていた欄間が入ります

仕上げ工事ではどんどん変わっていきます。完成が楽しみです

PS:仕事を終えて荷物をたくさん持ちモナと帰る時、事務所脇の路地から裏の駐車場に向かうと、モナがいつもと違う動きをして、足がもつれて両膝をコンクリートに強打し、右肘に2カ所擦り傷、家に帰って膝を見たら血が滲んでいました。イタイ~~!!階段も歩くのも痛い~~ 痛いのは昨年で終えたハズなのにぃ~!

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