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2022/05/12

新築

耐震・免震・制震の違い、わかりますか?

#家づくりコラム

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マイホームを検討中の方にとって、「地震に強いこと」は関心の大きなテーマ。
今回は建物の耐震性能についてお話してみたいと思います。

さてみなさん、「耐震」「免震」「制震」の違いってどんなことかご存知ですか?

ざっくりとこの3つの違いをご説明すると、
まず「耐震」は、家を堅く強く造って、地震の震動に対抗すること。建物の強度についての基準です。
次に「免震」は、建物と地面の間に鉄球や積層ゴム製の免震装置を設置して、建物を地面から絶縁することで振動を伝えないようにすること。
そして「制震」は、建物内部に制震ダンパーを設置して、地震のエネルギーを吸収し振動を抑えること、をそれぞれ意味しています。

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そしてこの中で、建築基準法で義務付けられているのが「耐震」
つまり建物を新築する際には、一定の耐震性能を「必ず確保」しなくてはなりません。
「耐震等級1」は「数百年に1度発生する地震に対して倒壊・崩壊しない強度」で、すべての新築住宅が耐震等級1以上の性能を確保することが義務付けられているのです。

それに対して「免震」や「制震」には法的な強制力がありません。
ですから、「耐震性能を確保」したうえで検討するということになりますが、
「免震構造」も「制震構造」も、「プラスアルファ」なので費用もそれなりにかかります。

それぞれのことをよく知った上で、
どんな地震対策を住まいに取り入れるか、しっかり考えてくださいね。

香取市注文住宅ウィズホーム
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