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2022/05/17

新築

無垢材は「乾燥」が大事

#家づくりコラム

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前回、「木の家の住まいの心地よさ」のお話をさせていただきました。
今回は、ちょっと建築の知識的なお話を。
木材選びのポイントの一つ「乾燥」について少しご紹介させていただきます。

木材の選定で一番気を使うべきポイントは、木材の乾燥具合です。
木材に含まれている樹液などの水分がどのくらい抜けているかの判断として「含水率」があり、
住宅の構造材の場合、15%以下でないと上棟してから木材が縮んだり、捻じれてくることがあります。
そのため、この「含水率」を確認して木材を選ぶことが重要です。
また、木材の乾燥方法にもいろいろあり、高温急速な乾燥方法だと
木材の内部に割れが入ったり、木材の中心部分まで乾燥していないことがあります。
含水率、乾燥方法も考慮して木材を選ぶことが大切です。

ウィズホームの場合、例えば無垢材の住まい「栞の家」では、
柱、梁などの構造材や無垢材の内装材に乾燥状態がとても良い材料を使用しています。

JAS規格では木材の含水率が18~20%であれば乾燥材と規定していますが、
含水率が18%を下回るようにすると、木材の収縮や変形はほとんどなくなります。
「栞の家」で使用している夢ハウスグループは含水率を10%程度にするための独自の乾燥装備があり、
構造材は全てこの乾燥技術を使ったとてもよく乾燥した木材を使用していて、
上棟後にくるいが生じることはほとんどありません。

長く安心して住み続けていただくために、
ウィズホームでは木材選びにもこだわりを持って取り組んでいます。

香取市注文住宅ウィズホーム
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