Staff blog

2016/05/22

新築

耐震構造・制震構造・免震構造①

#お仕事#本物の家づくり

熊本地震による被災地で、家屋被害の状況が分かってきた。最大震度7を観測した熊本県益城町では700棟以上が全壊だった。建築基準法で耐震基準が強化された1981年以前に建てられた古い家屋の被害が目立つという。住宅の耐震化率の向上は全国的な課題になっている。益城町の町役場周辺で、2000年の耐震基準改正以降に建てられたとみられる木造家屋400~500棟のうち4~9棟が倒壊していたという調査結果が14日、東京都内で開かれた日本建築学会の調査報告会で発表された。

160522kumamoto.jpg

通りの左側は、旧耐震基準と思われる古い住宅が並んで倒壊し、道を塞いでいる。通りの反対側は新耐震基準導入以降と考えられる住宅で、外壁には目立った被害は見られない(写真:日経ホームビルダー)

今回の熊本地震の直下型の地震、それも震度7が2回、命を守る建築基準法の新耐震基準の建物も全壊した建物が4~9棟あったとのこと、私達も衝撃でした

そこで地震対策としてよく耳にする「耐震構造」「制震構造」「免震構造」の違いを比較したいと思います

16052204_taishin[1].jpg

耐震構造とは、地震の揺れに耐えることができる施工法のことです。次に免震構造とは、建物をエレルギー吸収装置(ダンパー)の上に置き、自然は揺れても、建物に揺れを伝えにくくする施工法です。そして、制震構造とは、建物の各所に、車のショックアブソーバーのようなものを設置したり、揺れと逆の動きをする装置を設置するなどして、揺れを小さくしたり、早く収めるようにする施工法です

それぞれメリットデメリットがあるので、次回は詳しく書きたいと思います

香取市注文住宅ウィズホーム
https://www.withhome-k.com