Staff blog

2016/08/31

新築

母と鹿児島の旅2

#日記

こんにちは、恐れていた台風10号は猛威を維持したまま東北に上陸してしまいました・・被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます

鹿児島の旅、知覧に行ってきました。率直な気持ちなのですが、知覧には子供達、社員にも行ってもらいたいと心から思いました。特に息子かな・・・長いブログになってしまいましたが、この特攻隊のことを多くの方に知ってもらえたらと思います

私が知覧に行きたかったことを運転手さんに話すと「滅多にお連れしないんですが・・」と、特攻隊が飛び立つ滑走路、三角兵舎跡地、他案内してくれました160824-2CIMG8807 (1).JPG

160824-2CIMG8807 (2).JPG

160824-2CIMG8807 (3).JPGもうこれらの石碑を読んだだけで胸が詰まりました・・・

160824-2CIMG8807 (4).JPG知覧町の中心部から平和公園まで、石灯篭が並んでいました。沖縄特攻で散華された、知覧基地を中心とする主に陸軍の特攻隊員の方々の御霊の数1036の灯篭なんだそうです。特攻隊の一人一人の名前が彫られているのだそうで、5月の慰霊祭には町中の灯り(家庭も)が消え灯篭に火が灯されるとのことでした。そして特攻隊の母である「鳥濱とめ」さんの灯篭が1037目としてありました

160824-2CIMG8807 (8).JPG知覧特攻隊平和会館です(内部は撮影NGでしたので・・)

160824-2CIMG8807 (5).JPG

160824-2CIMG8807 (7).JPG

特攻隊「とこしえに」の銅像、三角兵舎の再現、実際はもっと深く掘られていたんだそうです

160824-3CIMG8828 (1).JPG160824-3CIMG8828 (2).JPG

特攻隊平和会館の内部は、実際の写真・手紙・遺品等が展示されていて、1枚1枚の手紙を読むだけで涙が止まらず、お隣の女性もずっと動かず読み入っていて・・・

でも、展示されていた写真は全てと言っていいくらい笑顔なんです。手紙の内容も喜んでお国のために、でした。手紙は全部選別されたものだけだそうです。もう71年も経ってるんだから本当の気持ちの手紙を出せばいいのに・・が本音です

160824-2CIMG8807 (10).JPG

160824-2CIMG8807 (9).JPG

ここが「富屋食堂」、この建物は再現されたんだそうです。知覧は空爆ですべて焼かれたとのことでした。でもこの富屋食堂の鳥濱とめさんは、ずっと一人で特攻隊で飛びっ立った子供達の供養をし続けたからこそこの「知覧特攻隊平和会館」ができたんだそうです。食堂から旅館にしたのは、特攻隊で飛び立った子供達の両親が訪れ、泊まるところがないことから旅館にされたそうです

160815.jpg160815pic1[1].jpg

この有名な写真2枚は「知覧特攻隊平和会館」にはありませんでした。とめさんの「富屋食堂」に展示されていた画像です。特攻隊で飛び立った子達の本当の「心」をここには書き留められていました。この笑顔は作らされた笑顔ではなく、心から笑っていたんじゃないかなぁ~仔犬を抱っこしていた子達の状況が一人一人書かれていたのは本当に泣けました。もし鹿児島に行かれましたら、知覧の平和会館はもちろんですが、この画像の子達の本当の心が富屋食堂に行くとわかりますので、行っていただきたいです

PS:特攻隊の記事があった時のコメントで「特攻隊って自爆テロと一緒じゃね?」との言葉が躍っていたんですが、それは絶対に違うから!特に10、20代の方に行ってもらいたい地です

香取市注文住宅ウィズホーム
https://www.withhome-k.com