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2022/04/27

新築

住まいの購入の第一歩は「資金計画とローン」

#家づくりコラム

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マイホームの購入は、多くの方にとって初めての経験となる一大イベント。
憧れの住まい、理想の暮らしを手にするワクワク感を抱く一方で、さまざまな不安もありますよね。

中でも、住宅購入の際には収支のバランスを慎重に考えることが肝心です。自己資金、収入、予定支出を把握し、住宅ローンの中身もしっかり理解した上で、最適なローンを探しましょう。


第一歩は、まず収入と支出について、なるべく正確な数字を把握することです。

1)収入と自己資金
住宅ローンにおいて無理のない借入額は、年収の5~6倍と言われています。そこで、資金計画を立てる際の基本となるのが年収と自己資金(預貯金や親御さまからの援助など)。住宅の購入を考え始めたら、まず手持ちのお金の整理・把握をしっかりしましょう。

2)将来必要になるお金
資金計画を立てる時に忘れてはならないのが、将来必要になる予定の支出です。お子さまの成長につれて、塾や進学費用がかかったり、親御さまの高齢化に伴い、介護費用が発生したりもします。でも漠然と、「将来お金がかかるから」と不安がらずに、公立なら年間いくら、私立ならいくら、介護は何にどのくらいかかるかなど具体的に試算し、必要になりそうな時期や金額を把握して、資金計画を立てましょう。

3)その他の経費
住宅購入には、販売価格以外にも発生する費用があります。例えば、ローンを組めばローン手数料、保証料、印紙代などがかかります。他にも登記料、固定資産税・都市計画税・不動産取得税、共益費や一時金がかかることもあります。

住宅資金について親御さまの援助を受ける場合は、税制が絡みますので、税務署に確認してください。


次に、住宅ローンの種類と組み方を理解しましょう。

ひと口に「住宅ローン」といっても、いくつかの種類があります。金利の種類(固定か変動か)、返済方法(毎月の返済額が一定かどうか)、借入先(公的か民間か)などの特徴を理解して上手に選びましょう。よく使われるローンの種類と特徴を簡単に説明します。

1)住宅金融支援機構のフラット35
住宅金融支援機構の前身は住宅金融公庫。フラット35は長期固定金利です。

2)民間金融機関(銀行・信託銀行)
短期的には変動金利の方が有利と考えることもできますが、長期的には金利の変動というリスクもあるので、固定と変動の良いとこ取りをしたミックス返済も増えています。また、一定期間だけ固定金利が適用され、その期間終了後に、固定か変動かを再選択できるような形の商品もあります。

3)勤務先(会社融資・共済)
社員に対して金利の優遇・諸経費優遇などのメリットがある融資制度がある勤務先もあります。共済は勤務年数によって借り入れ金額が決まる場合があります。それぞれの融資窓口の担当者に確認してみましょう。

4)財形融資
勤務先で財形貯蓄を1年以上続け、残高が50万円以上の人が利用できるローンです。融資限度額は残高の10倍、所要資金の80%までで、最高4000万円まで融資が受けられます。金利は5年固定金利で、5年ごとに市場金利に合わせて見直しが行われます。


家を買うということは、ほとんどの方にとって初めての経験。予算のことも、ローンのことも、わからないことばかりだと思います。
しっかり情報を集め、理解し、将来のことまで踏まえて慎重に考えましょう。
ウィズホームでは、お客さまの立場に立ってお手伝いさせていただきますので、迷ったら、困ったら、まずは何でもご相談ください。

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