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2022/07/26

新築

検討を忘れていませんか?コンセントの位置

#家づくりコラム

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真上から見た状態で考えることが多い間取り。
そのためもあって、ついつい忘れがちなのが「コンセントの位置」です。
生活をする上でコンセントは必ず必要ですが、
家が完成してから「コンセントの位置が遠くて困った」、「ここにコンセントをつければ良かった」など後悔することも多いようです。
延長コードがあれば何とかなる、と思うかもしれませんが、動線の邪魔になったり、室内の雰囲気を壊してしまったり。
そこで、住まいづくりのときに参考にしてほしい、便利で失敗のないコンセントの位置について紹介します。


●テレビ
テレビを壁掛けにする場合は、壁掛けテレビ用のコンセントが必要になります。テレビボードの上に置く場合は壁の下あたりにコンセントが必要です。壁掛けにするつもりが結局テレビボードの上に置くとなると、壁掛けテレビ用のコンセントが目立ってしまうので気をつけましょう。

●書斎やワークスペース
書斎のあるご家庭や小さなワークスペースなどを設けている場合は、PC用のコンセントが必須。PCがデスクトップの場合は、様々な機器を置く必要があるので多めにコンセントを設置するようにしましょう。

●プリンター&無線LAN
プリンターを持っている方や無線LANを設置する方は、収納の中にコンセントを作っておくと便利。プリンターは場所を取るので、コンセントのある位置まで運ぶのは手間ですし、無線LANについてもどこかに置くとなると意外と目立ちやすい機械。収納の中ならいちいち動かす必要もありませんし、部屋の中がスッキリします。

●キッチン背面カウンター部分
キッチンの背面にあるカウンター部分には、いろいろな家電を使うことが多い場所。ハンドミキサーやホームベーカリー、コーヒーメーカーや電動ミルなど、さまざまな家電を使用する機会があると思います。キッチンの背面カウンター部分は少し多めのコンセントを用意しておくと安心です。

●ダイニング部分
食事を囲むダイニングテーブル部分では、ホットプレートやたこ焼き器などを使用する機会もあります。ダイニングの床部分や通路を介さない近いところにコンセントを設置すると安全で便利です。

●スマホやゲームを充電する場所
スマホは、「仕事があるから手元から離せない」という方も多いと思います。充電しながら使用したい場合、家の中のどこでよくスマホを使うか思い出してみてください。ソファの近く、寝室の枕元付近、書斎のデスク付近など充電しながら使う場所は意外とあります。

●掃除機やお掃除ロボット
お掃除ロボットやコードレスの掃除機を使っている場合は、コードの長さや掃除の動線を考えず、充電する場所のコンセントのみ確保すれば問題ありません。一方コード付きの掃除機の場合、平均のコードの長さは5メートルほどなので、リビングでは中央付近にコンセントをつけておけば部屋の隅までお掃除することができます。

●脱衣所
脱衣所で洗濯物を部屋干ししたい場合は、除湿器やサーキュレーターなどを使用するお家もあります。脱衣所の壁の下の付近にもコンセントを設置するようにしましょう。

●玄関やシューズクローク
玄関やシューズクロークにもコンセントがあると非常に便利です。例えば、電動自動車のバッテリー充電、玄関のインテリアの照明といったものがあります。子どものいる家庭だと、クリスマスツリーを飾ったりする機会があるので設置することをおすすめします。

●ベランダや庭など
ベランダや庭でも、コンセントを使用する機会は結構あります。ベランダ掃除をしたいとき、窓の掃除するとき、洗車するとき、バーベキューをするとき、日曜大工をするときなどさまざまなシーンで使うことがあります。


これらの場所に加えて、考えるべきは家具の位置。
家具の置く位置にコンセントを設置してしまうと、そのコンセントは塞がってしまい使えなくなってしまいます。
「せっかく色々考えてコンセントを設置したのに!」ということにならないよう、コンセントの位置を考える際には、家具を配置する場所も考えておきましょう。

香取市注文住宅ウィズホーム
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