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2023/07/27

現場・設計

住宅ローンに重要な、コシン=個人信用情報

#お仕事

こんにちは "N"です

猛暑というか酷暑というか  体調を崩しかねない暑さが続いていますね

無理は禁物  くれぐれもお気を付け下さいね

みなさんは『コシン』という言葉の意味がわかりますか  私は何となくボヤっとした自分なりの解釈だったので、この際ならばと調べて

みました。

コシン=個人信用情報

銀行に住宅ローンの相談に行くと、「コシンに問題がなければ...」「コシンに傷がついていなければ...」と言われます。

最初のうちは、コシン???業界用語? の状態でした(^^♪

「コシン」とは、金融機関でお金を借りたり、クレジットやローンを組んだりしたときに、お客様の情報を金融機関が登録する情報機関の総称

です。

日本には、3つの情報機関があります。ざっくり説明しますと、①KSC...銀行系 ②CIC...クレジット系 ③JICC...消費者金融系 

に分かれています。それらを合わせて「コシン」個人信用情報機関と呼んでいます。

コシンは誰が、いつ利用するのか

コシンを利用するのには、大きく2つ場合があります。

①金融機関が クレジットなどの審査をする時

銀行などに私たちが、ローンの申し込みなどをした時に、銀行が審査を行いますよね。その時に情報機関に問合せをし、この人は

信用できるのかな?他社での借り入れはあるのかな?などをチェックします。

借入申し込みが初めての場合は、そのような情報が登録されていません。借入をして初めて個人情報が登録されます。

② 自分の信用情報がどのような内容で登録されているのか調べる時

例えば住宅ローンを申し込んだときに、何の理由か分からずに融資を断られる場合があります。自分では気が付いていなかった事実が、

コシンに掲載されていてそれが原因かもです。そこでコシンを調べてみると、分割払いで買ったスマホの支払いが遅れていて、それが

コシンに傷をつけていたって事もあります。もちろん、それだけが原因だとは限りません。

コシンにはどんな内容が載っているのか

コシンにはクレジットやローン等の契約内容や支払状況、残高などの情報が載ってきます。

契約した会社名/氏名/生年月日/電話番号/契約の内容/契約年月日/契約額/請求された額/入金した額/残高/返済の状況/

入金の状況など です。

入金の状況などの中には、破産をしたり支払いが60日以上滞った場合も「異動」という形でコシンに載ります。

これが、よく聞く「ブラックリスト」の正体なのです。

コシンの開示。情報を確認できるのは、

情報を確認できるのはご本人のみです。自分の情報がどのように載っているのか気になる方は、是非一度お問合せしてみるといいかもですね

。銀行系・信販系・消費者金融系と3か所に分かれているので、自分がどこでカードを作ったのかで問合せ先も変わります。

このコシン、たとえ家族であっても確認することはできません。


もちろん勤めている会社等が社員などの情報を、確認することは一切できません。

どの位の人が借入をしているのか

2019年8月のCICの貸金統計データをみると、借入残高がある人が約1,151万人 。日本の人口が1億3千万人弱、そのうち消費者金融を

利用できる20~65歳は7200万人なので、単純計算をすると6人に1人は借入れをしている事になります。

これはクレジット系だけを見ているので銀行系や消費者金融系を含めると、結構な数になると思います。スマホやETCなどの契約で、

コシンに登録しますよと言う説明はあっても覚えてないで登録している可能性があります。

これからは、キャッシュレスの時代がやってくるのでその数はどんどん増えていくんだろうな~。

スマホ決済での買い物は手間いらずで便利ですが、いくらまでと決めておかないと使いすぎそうでちょっと怖いです(・・;)

コシンで異動と載ってしまうと、住宅ローンだけでなく様々なローンやクレジットが使えなくなる可能性が高いので、

使い過ぎには注意していきましょう。

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