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2023/08/13

現場・設計

お盆のお供え物の正しいマナー

#プライベート

こんにちは "N"です

8月に入りあっという間にお盆を迎えましたね。

早いところではすでに始まっている稲刈り。 我が家でもあと1週間のうちに始まりそうです

今日からお盆ということで、今回はお盆のお供え物の正しいマナーについて調べてみました

お盆のお供え物の正しいマナーを身につけましょう

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お盆とは、ご先祖さまを供養する日本の大切な伝統行事の一つ。一般的に、香・花・灯燭・浄水・飲食の5つを「五供(ごく)」といい、

宗派は違っても、仏壇に明かりを灯し、線香を上げ、花や供物を添えることは供養の基本です。

お盆は「仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が正式名称です。東京などでは7月15日を中心に行うのに対して、農村地区では農作業の関係上

8月15日を中心に行われます。

今回はお盆にお供えをする正しいお作法・マナーについてお話したいと思います。

お盆のお供え物の基本は「五供(ごく)」

お盆のお供え物の基本、香・花・灯燭・浄水・飲食の5つ「五供(ごく)」についてそれぞれ解説します。

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  1. 香(こう)
    香とは、線香や抹香のことです。悟りの世界に至るための修行道。ご先祖さまに香りを感じてもらいます。法事のときは抹香を使いますが、普段は長持ちする線香を使います。
    ※口で息を吹きかけて消さないで、手か火消し用のウチワで消すように気をつけて。

  2. 仏さまの世界をさらに高めます。故人の好きだった花や庭の花や野の花でもかまいません。喜んでもらえると思う花をお供えしましょう。
    ※お花が枯れないように水替えを忘れずに。
  3. 灯燭(とうしょく)
    ともしびのこと。仏前を明るく照らし、その明るさが仏さまの知恵の象徴として、ゆっくりと燃えながらいつしか燃え尽くす様子が、人生の無常を表しているといわれます。線香をつける役目もあり、おまいりするときは必ずロウソクをつけます。
    ※ロウソクを消すときには、息を吹きかけて消さないこと。人間の息は不浄とされ、仏さまに失礼であるとされています。
  4. 浄水(じょうすい)
    清浄な水を供えることによって、おまいりする人の心を洗う意味があります。毎日新鮮な水(水道水でOK)をお供えします。
    ※浄土真宗では、供えません。
  5. 飲食(おんじき)
    毎日家族が食べるものと同じものを家族の食事の前にお供えする「仏前」と故人の命日や法事のときにお供えする「霊供膳(りょうぐぜん)」があります。霊供膳は、一汁三菜の精進料理ですから、魚や肉などの生臭いものは避けます。
    ※必ず食べられる状態でお供えします。あまり長い時間お供えしっぱなしにしないで、下げるように。

お盆のお供え物は、食べられる状態で

pixta_19999607_M.jpgこのお盆の時期は祖霊へのお供えものとして、親族の方や知人の方からのお供えものをいただきますが、仏壇へお供えする前に、

ぜひ気をつけていただきたいことがあります。


包装紙に包んだままお供えしていませんか? よく考えると、そのままではご先祖さまが何をお供えしてもらったか知りたくても、中身が

わかりません。またそれが食べ物であったら、どうやってそれをいただくのでしょうか。

お菓子など箱入りのもの:プリンや羊かんなどは、箱から出したらそのままお供えできますが、クッキーやおせんべいなどは、小袋にとって

すぐに食べられるように。

・果物:ぶどう等は、洗って小鉢に入れる。なしやりんごなどは、皮をむいて食べられるように。

・ソーメンなどの乾麺:必ず茹でて、おつゆもつけること。もちろんお箸も添えましょう。

いただいたお供えをとりあえず供えるのではなく、ご先祖さまにもちょっとした気遣いが大切です

お供えしたらそのまま放置せずに下げることを忘れないでくださいね

気遣いが出来るようにならないとなぁ・・・と改めて思った"N"でした

香取市注文住宅ウィズホーム
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