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2023/02/02

現場・設計

じじの一口メモ

#一口メモ

こんにちは"じじ"です。

寒い日々が続いていますが、皆様は体の調子は如何ですか?

風邪などひいていませんか?

今回は"じじ"の一口メモと題しまして、冬季によく見られます結露について

書き込みたいと思います。

・結露の発生のメカニズム

結露の発生には、気温の変化と空気中の水蒸気量が大きく関係しています。

空気にはある程度の水蒸気が含まれていますが、空気が含むことのできる水蒸気量の上限(飽和水蒸気量)は、気温が低くなると小さくなります。

外気や氷などで冷やされた窓ガラスやグラスに、室内の暖かい空気が触れることで、空気も冷やされていきます。

空気が冷やされることで飽和水蒸気量が小さくなり、空気が含んでいる水蒸気量が飽和水蒸気量より多くなった時、水蒸気が液化(凝縮)して

窓ガラスやグラスなどの表面に水となって現れます。

これが、結露のメカニズムです。

結露は窓ガラスやサッシで起こるイメージが強いですが、壁・床・押入れの中・家具の裏側などでも起こる可能性があります。

また、人のいる部屋といない部屋とで温度差が大きい場合、部屋と部屋の間の壁で結露が発生することもあり、温度差ができる場所は注意が必要です。

・結露対策

結露の原因は、空気が冷やされることで水蒸気が凝縮してしまうことなので

気温差を小さくすることと余分な水蒸気を出さないことの2つが結露対策として考えられます。

住宅で最も熱が出入りする場所は窓と言われており、窓辺の断熱が結露対策の一つになると言われています。

カーテンで空気が出入りするのを阻止することで、窓辺の断熱性能を上げることができます。

水蒸気の発生量を抑えることでも、結露が発生しにくい環境を作れます

とはいえ、炊事や洗濯、入浴など、生活のあらゆるシーンで水蒸気は発生しており、水蒸気の発生量を減らすにも限界があります。

余分な水蒸気を取り除くには、除湿剤や除湿器を使い、小まめな換気をするといった方法があります。

換気をする際は、空気の入口と出口を作ってあげると、効率よく換気することができます。

(入口窓は細く、出口窓は広めに開けることによりスム-ズに換気が行えます)

空気を循環させるには、サーキュレ-タ-や扇風機を上手に使うのがおすすめです。

暖かい空気が溜まりやすい天井に向けて風を送ることが効果的な使い方です。

又、室内の空気の滞留をなるべくさせない為に、家具は壁際に設置せず、隙間を開けて

設置する事を進めます。

又、暖房器具を燃焼する際に水蒸気を発生させない器具にて暖を取ることが最善です。

(石油スト-ブ・ガスファンヒ-タ-は避けたいですね)

手軽に対策として、窓ガラスに梱包等に使われるピチプチや窓専用の断熱シートを貼ることにより

結露防止になります。

長々と書き込みましたが、皆様のプチ知識となれば嬉しく思います。

では次回のブログにてお会いしたいと思います。

香取市注文住宅ウィズホーム
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