こんにちはNORです。

本日、香取市で I 様邸のお引き渡しをしてきました。

新型コロナの影響で部材の納期が遅れ、やっとこの日を迎える事が出来ました。

お客様もさぞ待ち遠しかったことでしょう。

さて建築の場面で見かける言葉に「竣工」と「完成」と「引き渡し」というのを

聞いたことがあるでしょうか？

読み方は全く違うけれど、意味合いも違うものなのか、どこが違うのか

悩まれる方も多いと思います。

ここでは違いを分かりやすく説明していきます。

「竣工」とは？

「竣工」とは、建築工事が完了することを意味します。

言葉にある「竣」の字は、事が終わる事を意味しており、「工」は作業の事を

意味します。ですから「竣工」は、作業が終わるという意味になります。

「完成」とは？

「完成」とは完全に出来上がること、仕上がることを意味しています。

対象は幅広く形あるものから形のない物まで、建築物の完成、物語の完成など

様々な場面で使われる汎用性の高い言葉です。

建築の場面で「完成」を表現したい場合は、本来「完工」とする方が適切です。

「引き渡し」とは？

「引き渡し」とは工事施工業者から建築依頼主に、建築物を譲渡することを

指しています。

着工に始まり、様々な工事を経て竣工を迎えるわけですが、正しく建築物が

建てられているか検査を行います。

施工を請け負った建築会社の検査や、自治体などの公的機関の検査、建築依頼主

立ち合いの上での検査を行います。

正しく建てられているかしっかり確認して「引き渡し」が行われます。

まとめると「竣工」で終わりではなく「引き渡し」まで終わってはじめて

「完成」となります。

今日はお客様の喜ぶ顔が見れて、気持ちがいい一日になりました。